先月の御座爪切不動尊大祭前に、強風で折れた桜の木の修繕作業に行ってきました。
折れた部分は、管理人さんが切ってくれていたんですが、切り口から見るに何か怪しい(くさっている?)ので、さらに下からノコギリで切ること、数回・・・。
それでも、真ん中あたりは、カスカスとしています・・・、こんなものなんでしょうか?
そして、そこに防腐剤を塗って・・・、と、ハケを用意し忘れたので、隣に生えていた葉っぱを流用しました。
と、どこの部分の桜の木かと言いますと、ここです。
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先月の御座爪切不動尊大祭前に、強風で折れた桜の木の修繕作業に行ってきました。
折れた部分は、管理人さんが切ってくれていたんですが、切り口から見るに何か怪しい(くさっている?)ので、さらに下からノコギリで切ること、数回・・・。
それでも、真ん中あたりは、カスカスとしています・・・、こんなものなんでしょうか?
そして、そこに防腐剤を塗って・・・、と、ハケを用意し忘れたので、隣に生えていた葉っぱを流用しました。
と、どこの部分の桜の木かと言いますと、ここです。
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昨年末の記事で紹介できなかった大師堂の奉納幕を撮影してきました。
潮音寺住職の幸山和尚の直筆の奉納幕です。
余談ですが、この書を見て、和尚さんに、「文字の散らし方(垂直に文字を書かずに敢えてななめに書いたりする方法)が絶妙ですね。」と伝えたところ、和尚さんは不思議な顔をしていました。
後で、奉納幕をよくよく見たところ、文字を散らしているのではなく、奉納幕を真ん中で搾り上げているため散らしているように見えただけでした。笑。
さてさて、書いてある文言は、『南無大師遍照金剛(なむたいしへんじょうこんごう)』です。
真言宗に縁のある方は何のことかがわかるかと思います。そうでない方も、『大師』に注目するとピンと来るかと思います。
そう「弘法大師(空海)」のことなんですね。
※実際には、弘法大師の他にも「大師」は存在しているようなのですが、あまりにも弘法大師の名が大き過ぎて、現在では「大師」=「弘法大師」のようになっています。
何故、大師堂の奉納幕に弘法大師(空海)を示す文言かと思うかも知れませんが、御座爪切不動尊ははるか昔に空海によって建立されたものと伝えられてきています。そして、空海が修行の際に利用した社がこの大師堂であると・・・。
12月中旬から、潮音寺住職の幸山和尚と管理人さんと、大晦日のためにこっそりと準備していた竹灯籠(たけとうろう)イベントを開催しました。
※『御座爪切不動尊の竹取物語』をご参照いただけると・・・。
大晦日、竹灯籠イベントです!!
※竹灯籠約80本と石灯籠約10基ほどで灯籠を灯しました。
大晦日も前日となり、潮音寺住職の幸山和尚と管理人さんとで、本堂、子安地蔵、大師堂への奉納幕、奉納幟(のぼり)を掲げていただきました。
身の引き締まるような純白の生地で、心もすっとなります。
ご奉納いただいたみなさん、本当にありがとうございます。
写真で掲載していないのですが、個人的にお勧めなのが上記写真上部の大師堂の奉納幕です。
潮音寺住職の幸山和尚の活きた書を見ることができます。
というわけで、幸山和尚、管理人さん、ご奉納いただいた方々のお陰で、御座爪切不動尊での大晦日(※)が無事に迎えられるようです。
※御座にとって、また御座爪切不動尊を信仰される方々にとって、1月16日の御座爪切不動尊大祭(通称:不動さん祭り)と同様に、12月31日の大晦日の参拝も一大行事となっています。
今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。野山にまじりて竹を取りつつ・・・。
中学生の頃、国語の先生から竹取物語の冒頭文を暗記させていただいたことを思い出しながら投稿します。
御座爪切不動尊の霊符堂の奥の山に竹藪林の区画があるんですが、年々その区画が広がりを見せつつあり、あまりに放置しておくと「管理棟の床下から竹が・・・っ!?」という事態にもなりかねないのと、管理人さんと一緒にちょっとした竹細工をしようかと、12月23日(火)、24日(水)とボランティアで竹伐りに行ってきました。
この写真は、霊符堂のすぐ裏から撮影したものなんですが、写真で見る以上に急斜面で、足場がほぼない状態です。笑。
とりあえず、管理棟側に近い竹から切っていくことに・・・。
上下2か所に竹用のノコギリ(?)で切れ目を入れていくんですが、2日立った今でもイマイチ「こつ」がわからない・・・。笑。
で、上下の切れ目が重なりを見せるころになると、竹自身の重みで竹が倒れはじめるという寸法・・・。
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おそらくはるか昔から、御座爪切不動尊にて念仏講(ねんぶつこう)なるものが受け継がれていたんですが、もろもろの事情が重なりここしばらくは途絶えていました。
ところが、この数か月の間に、有志の方々が集まり、新たな念仏講の取り組みが始まりました。
というわけで、早速、16日となる本日10月16日(木)、念仏講の取材へと行ってきました。
無料駐車場から薬師堂・土俵跡への階段を下る頃から、念仏講の鐘の音が心地良く聞こえてきます。
念仏講が開催されている籠り堂(管理棟内)への階段に差し掛かると念仏も聞こえてきます。
管理棟に入り、籠り堂へと目をやると、念仏講に参加されている方々のお経を読まれている姿が目に入ります。
以前に、念仏講を経験されていた方を中心に、初参加や初心者の方も経典を目で追いながら、そして抑揚をつけながら一生懸命読まれています。
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管理棟から本堂への境内に抜けると、いつもと異なる光景に少し違和感が・・・。
よくよく見ると、境内の地面のあちこちに、面白いものがたくさん転がっています。
みなさん、この物体、何かわかりますか?
「どんぐり」・・・?
少し「どんぐり」に似ていますが、違うんですね。
これは、「しい」の実と言って、食べることができる実なんです。
というわけで、早速、境内の「しい」の実を拾ってみました。
御座爪切不動尊周りでは、他にも「しい」の実のスポットがあるんですが、ここ境内の「しい」の実は、他のスポットの「しい」の実に比べ、丸々としています。
管理棟にあったお皿を拝借し、拾った「しい」の実を本堂にお供えさせてもらいました。
ところで、どうやって「しい」の実を食べるかと言うと、「しい」の実は、煎って食べるんです。
栗ほどの甘さはないんですが、ほのかな甘さがあり、ついつい皮を剥いて食べ続けてしまいます。
というわけで、御座爪切不動尊にも秋が訪れつつあります。
そうこうしていると、紅葉の季節も到来ですね。