今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。野山にまじりて竹を取りつつ・・・。
中学生の頃、国語の先生から竹取物語の冒頭文を暗記させていただいたことを思い出しながら投稿します。
御座爪切不動尊の霊符堂の奥の山に竹藪林の区画があるんですが、年々その区画が広がりを見せつつあり、あまりに放置しておくと「管理棟の床下から竹が・・・っ!?」という事態にもなりかねないのと、管理人さんと一緒にちょっとした竹細工をしようかと、12月23日(火)、24日(水)とボランティアで竹伐りに行ってきました。
この写真は、霊符堂のすぐ裏から撮影したものなんですが、写真で見る以上に急斜面で、足場がほぼない状態です。笑。
とりあえず、管理棟側に近い竹から切っていくことに・・・。
上下2か所に竹用のノコギリ(?)で切れ目を入れていくんですが、2日立った今でもイマイチ「こつ」がわからない・・・。笑。
で、上下の切れ目が重なりを見せるころになると、竹自身の重みで竹が倒れはじめるという寸法・・・。
が、竹はかなりの高さで密集をしているのと、竹以外の木も密集しているので、なかなか思い通りに倒れてくれない・・・。
そんなときは、木槌を使ってみたり・・・。
しかしながら、実際は倒れるというよりも、幹のすぐ横に「ズドンっ!!」と垂直に落ち、もう1本新たに竹が生えてきたか如くの姿に・・・。
というわけで、1本の竹でも数回同じようなことを繰り返し、やっとこさ倒します。
ここまでくると、少し清々しい気分に・・・。笑。
この竹筒で、竹1~2本分くらいでしょうか・・・、竹細工用に山から降ろしてきたとりあえずの分です。
で、管理人さんに竹細工の加工方法(といっても、ノコギリで切るだけのものですが・・・。)を習って、いざ挑戦。
竹細工は2日目の最後1時間くらいしただけですが、かぐや姫が寝れそうな感じの竹筒が10数本できあがりました。
※管理人さんは、すでに60本前後作成しています。驚。
余談ですが、2日目、切り倒そうとした竹に危険を感じ反射的に動いたところ、見事に足場がなくなり、受け身も獲れずに腕と脇腹を強打しちゃいました・・・。
日頃の、信仰心が足りなかったようです・・・。笑。