御座爪切不動尊の梵字石(ぼんじせき)

境内のご案内

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■浄場

御座爪切不動尊の御手洗場
参拝前に、からだを浄める御手洗場です。
よくよく見ると、人か猿の顔をした亀や、子をおんぶした親子蛙、梵字石が置かれています。

■本堂(不動堂)

御座爪切不動尊の本堂(健康祈願・安産祈願・進学祈願・交通安全祈願・大漁満足祈願・海上安全祈願・その他全般の祈願)
御本尊の爪切り不動尊(空海弘法大師が自身の爪を以て石に刻まれたという不動明王)をお祀りしています。
大漁満足祈願・海上安全祈願・健康祈願・進学祈願・安産祈願・交通安全祈願など、すべてにおいてご利益があるとされています。

■梵字石(ぼんじせき)

御座爪切不動尊の梵字石(ぼんじせき)
本堂の裏の崖や浄場に30数個の梵字石があります。
この梵字石1つ1つに1文字ずつ仏様の頭文字の梵字が刻まれています。
これは一石一仏の信仰のよりどころで、もと村の辻々に祀られていたものを御座爪切不動尊に集められたもので、室町時代の作品で芸術的にも宗教的にも貴重なものであるとされています。

■明星水

御座爪切不動尊の本堂横の明星水
本堂左横の崖にできる小さい水溜まりで、明星天子の光明により眼病を治すと伝えられています。
備え付けの柄杓(ひしゃく)で明星水をすくい、手の平に明星水を注ぎ眼病以外の患部等に付けられる方もいます。
また、頭が良くなるようにと、明星水を頭に付けるこどももいます。

■弘法の滝

御座爪切不動尊の本堂横の弘法の滝
御座爪切不動尊の弘法の滝です。
雨が降らない日が続くと、滝が流れ落ちなくなるので、滝を見られたい方が雨の後にご参拝されると良いかと思います。
管理棟を抜けるやいなや、気持ちの良い滝の音が聞こえてきます。

■大師堂(たいしどう)

御座爪切不動尊の大師堂
開祖「空海弘法大師」をお祀りしています。
本堂左手から上がる階段を上り、御座爪切不動尊で最も高い位置に建てられたお堂です。

■撫石(なでいし)

御座爪切不動尊の大師堂の裏の撫石(なでいし)
大師堂の裏には撫で石(なでいし)があり、この石にお触りして我が身の病めるところをさするとご利益があるとされています。
また勉学にいそしむ者は頭をさすればこれまたご利益があるとされています。

■子安地蔵(こやすじぞう)

御座爪切不動尊の子安地蔵(安産祈願)
こどもの欲しい人、授けられた人の参詣が多く、いつも新しい「頭巾(ずきん)」や「涎掛け(よだれかけ)」が掛けられています。

■薬師堂(やくしどう)

御座爪切不動尊の薬師堂(進学祈願)
薬師如来をお祀りしています。ここには、昔から智の如来様として、進学祈願者の参詣が後を断ちません。
今となってはありませんが、薬師堂左手前に大きい大木があり、その大木は地面から低い位置で大きい枝が横に分かれており、地元のこどもは御座爪切不動尊へ来ると、その枝に上ってよく遊んだものでした。

■弘法井戸

御座爪切不動尊の空海弘法大師井戸
空海弘法大師が掘り当てられたとされる井戸です。
近年、地元の有志により、保存活動が行われ、弘法井戸までの道も整備されました。

■土俵跡

御座爪切不動尊の土俵跡
昭和の中期頃まで、御座爪切り不動尊の祭りなどで、この土俵で相撲が取られていました。
今でも、土俵の形がわかる状態で存在しています。
桜の時期になると、頭上に満開の桜天井が現れます。

■籠堂(こもりどう)

御座爪切不動尊の籠堂(こもりどう)
管理棟内にある、昔は宿坊の僧侶や参拝客が宿泊できる部屋となっていました。
近年では、地元の有志による念仏を唱えたり、芸術家の個展が開かれるなど催しがありましたが、ここ最近はそのような活動もなくなってきました。

■弘法の池

御座爪切不動尊の弘法の池
御座爪切不動尊の滝から流れる水が溜まる弘法の池です。
昔は、錦鯉などが多数見受けられましたが、近年ではその数も減少しつつあります。

■無料駐車場

御座爪切不動尊の無料駐車場の看板

御座爪切不動尊の無料駐車場
広々とした砂利の駐車場で、かなりの台数を駐車することができます。御座爪切不動尊に向かって正面の坂を上ると表参道、左に戻り脇道を行くと裏参道です。足腰に自身のない方は、裏参道をお勧めします。

■裏参道

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無料駐車場から国道に出て右折れし、すぐ右に見えてくる小道を下っていただくと、裏参道の入り口と池・管理棟が目に入ってきます。本堂のみのご参拝を考えた場合、管理棟出入り口の数段の段差と本堂手前の数段の段差のみで参拝が可能です。※詳しくは「御座爪切不動尊の裏参道のご案内」をご覧ください。

~『奥志摩・御座爪切不動尊参詣のしおり』から抜粋・引用~

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