12月中旬から、潮音寺住職の幸山和尚と管理人さんと、大晦日のためにこっそりと準備していた竹灯籠（たけとうろう）イベントを開催しました。
※『御座爪切不動尊の竹取物語』をご参照いただけると・・・。

大晦日、竹灯籠イベントです！！
※竹灯籠約80本と石灯籠約10基ほどで灯籠を灯しました。

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大晦日も前日となり、潮音寺住職の幸山和尚と管理人さんとで、本堂、子安地蔵、大師堂への奉納幕、奉納幟（のぼり）を掲げていただきました。

身の引き締まるような純白の生地で、心もすっとなります。

ご奉納いただいたみなさん、本当にありがとうございます。

写真で掲載していないのですが、個人的にお勧めなのが上記写真上部の大師堂の奉納幕です。

潮音寺住職の幸山和尚の活きた書を見ることができます。

というわけで、幸山和尚、管理人さん、ご奉納いただいた方々のお陰で、御座爪切不動尊での大晦日（※）が無事に迎えられるようです。
※御座にとって、また御座爪切不動尊を信仰される方々にとって、1月16日の御座爪切不動尊大祭（通称：不動さん祭り）と同様に、12月31日の大晦日の参拝も一大行事となっています。

管理棟から本堂への境内に抜けると、いつもと異なる光景に少し違和感が・・・。

よくよく見ると、境内の地面のあちこちに、面白いものがたくさん転がっています。

みなさん、この物体、何かわかりますか？

「どんぐり」・・・？

少し「どんぐり」に似ていますが、違うんですね。

これは、「しい」の実と言って、食べることができる実なんです。

というわけで、早速、境内の「しい」の実を拾ってみました。

御座爪切不動尊周りでは、他にも「しい」の実のスポットがあるんですが、ここ境内の「しい」の実は、他のスポットの「しい」の実に比べ、丸々としています。

管理棟にあったお皿を拝借し、拾った「しい」の実を本堂にお供えさせてもらいました。

ところで、どうやって「しい」の実を食べるかと言うと、「しい」の実は、煎って食べるんです。

栗ほどの甘さはないんですが、ほのかな甘さがあり、ついつい皮を剥いて食べ続けてしまいます。

というわけで、御座爪切不動尊にも秋が訪れつつあります。

そうこうしていると、紅葉の季節も到来ですね。

夏も過ぎ去ろうかという天候になってきました。

御座爪切不動尊の風景も少し涼しげな感じです。

薬師堂、土俵跡前のベンチの周りも薄紫色の花が咲き、グラデーションのかかったカーペットのようになっています。

管理棟から本堂への通路脇の空間にあるちょっとした光景。

雨の後、クモの巣に雨梅雨が残り、そしてその下に飾ってあるアワビの殻、どちらも輝いています。

本堂前の鳥居を見上げると、なんとなく夏の終わりを感じました。