御座爪切不動尊にて、春の訪れを知る梅と椿の花を愛でる季節になってきました。
稲荷横の梅の花は、満開です。
稲荷下の紅白の椿の花には、ミツバチや虫が蜜を吸いに寄ってきています。
紅の梅の花が気持ちを上へ上へと押し上げてくれます。
御座爪切不動尊、3月下旬からは桜が見頃・・・、四季の移ろいを楽しませてくれます。
と、暖冬の影響か、1本の桜の木がかなりの桜を咲かせています・・・、気が早いこと・・・。笑。
今日、姪っ子と家の庭で遊んでいたところ、姪っ子が、
「こいにえさをあげるん。」
と、口にしたので、
「あ、不動さんの鯉のことやな・・・。」
とピンと来て、お散歩がてらに姪っ子と御座爪切不動尊にお参りにきました。
まずは、浄め場にて、親子ガエルに水を掛けるところから・・・。(昨日からの雨の影響で、水が濁っているも、こどもは全然気にならないよう・・・。)
本堂をお参りした後、お気に入りの大きい石に触りたいため、大師堂裏の「なで石」へ・・・。
なで石が雨で濡れているも、しっかりとなでて来ました。
次に、姪っ子が、
「手に付ける水・・・。」
と言うので、本堂横の「明星水」のことかと、先程の本堂横へ・・・。
見事、正解でした。笑。
そして、肝心の鯉にエサをあげるため、参拝前に管理棟で購入した「鯉のえさ」の袋を開け、鯉にエサを一生懸命あげました。
自分のあげたえさに鯉が食いつくと、姪っ子は本当に嬉しそうにそのことをこちらに一生懸命伝えてきました。
こどももおとなも、ある程度の年齢になるとより刺激の強いことを求め出すのかとは思いますが、純粋無垢なこどもは、こんな身近な御座爪切不動尊で、あれやこれやと自分で楽しさを見つけ出します。
「おとなも見習わなければ・・・。」
と感じた御座爪切不動尊へのお散歩となりました。
お陰様で、大晦日竹灯籠イベントを無事に開催できました。
天候にも本当に恵まれ、御座爪切不動尊は竹灯籠と紅葉などのライトアップの暖かい灯りに包まれていました。
今回は、前回と同様の竹灯籠(今回も山に入り竹を伐るところから)に加えて、管理人さんによるお堂前への竹灯籠細工や和尚さんと管理人さんによる弘法池に浮かべる灯籠、そして紅葉へのライトアップと、ご参拝いただける方により楽しんでいただけるよう趣向を凝らしました。
「本当に癒される・・・。」「こんなことをしてくれることに感謝したい・・・。」などなど、暖かいお言葉も多数いただきました。
それでは、今年1年も本当にありがとうございました。
来年も宜しくお願い申し上げます。
年末年始のために和尚さんと管理人さんにお堂への幕掛けと奉納のぼりの掛け替えをしていただいたので、写真撮影に行ってきました。
※お堂の奉納幕は、年末年始の期間のみ掛けてありますので、ぜひこの期間に御覧ください。
本堂前の白地に黒の葵の御紋が輝いております。
子安地蔵尊ののぼりも新調され、明るい感じになりました。
弘法の池の鯉も、今日も優雅に泳いでくれています。
『南無大師遍照金剛』・・・、つまるところの、『空海弘法大師さん』のことですな・・・。(三橋浩先生の講座『御座学』を1年受講させてもらった成果です。笑。)
ところで、和尚さん、字だけでなく、絵も達筆ですな・・・。
というわけで、御座爪切不動尊、潔いほどの白が視界に入り、『キリッ』と身が引き締まります。
ご奉納いただきました皆様に感謝です。
明日の大晦日12月31日(木)に予定しております『大晦日竹灯籠イベント』ですが、開催時間を延長しまして午後10時までの点灯となりました。
また、明後日元旦1月1日(金)も午後6時から午後10時まで『元旦竹灯籠イベント』を開催させてもらうことになりました。
ご都合の宜しい方は、ご参拝に訪れていただけたらと思います。
本日で準備作業3日目、竹灯籠用の竹を切り終え、大晦日の本番に無事に備えることができるようになりました。
管理人さん、Shimabaseのみなさんと、大きいケガもなく、ここまでこれたことに感謝です。
というわけで、今年も大晦日の夜に、御座爪切不動尊にて竹灯籠イベントを開催いたしますので、ぜひご参拝にお越しください。
今年も100個規模の竹灯籠を予定していますが、昨年の竹灯籠イベントとは少し趣向を変えた部分もありますので、それはそれは当日のお楽しみに・・・。
去年の大晦日竹灯籠イベントの様子はこちらをご参照ください。
前回の竹の伐採作業に引き続き、今日は伐採した竹から竹灯籠用の筒の作成に取り掛かりました。
今日も、Shimabaseのメンバーに参加してもらい、皆さん、和気藹々と終始楽しみながら竹灯籠を作れました。
濱口さん、前回の山の中での竹伐採作業で鍛えられたのか、切る格好が様になってきています!!
磯和さんも同じく、余裕を見せてくれる様になっています。
Shimabase2人の共同作業(!?)ですね・・・、きっと。
ノコギリが2本しかないので、私は竹灯籠作りは2人に任せて、山の中に入り薪拾い・・・。
結構、落ちているもので、短時間であっという間に集まりました。
急に、またまた冬らしい気温になってきたので、ドラム缶の中に薪を入れ、あたりの紅葉の落ち葉を拾い集め火を吹き返したところ、あっという間に・・・、素敵な暖炉になりました。
自然の中で生かされていることを再実感です。
お陰様で、去年に引き続き今年も、大晦日の竹灯篭イベント(12月31日18時頃〜21時頃を予定)を実施することになりました。
※去年の竹灯篭イベントの詳細は、こちらの記事『大晦日、竹灯籠イベントを開催しました!!』をご参照ください。
今回は、Shimabaseのメンバーの方々にも参加していただき、4人力で竹を伐ってきました。
というわけで、早速、霊符堂裏の竹林(?)に突入です。
※潮音寺の和尚さんいはく、この御座爪切不動尊の竹林は、京都嵐山の竹林にも負けず劣らずとのことです・・・。笑。
写真で見るよりも、かなりの急斜面で、結構ハードです。一通り、竹の切り方や安全面の確認をした後、2チームに分かれて作業開始。
今日の夕方時分に、御座爪切不動尊に参拝に伺い、いつものように管理棟を抜けて本堂に目をやろうとすると、参拝道脇をトコトコと動く焦げ茶色のモフモフとした物体を発見・・・?
「???」と立ち止まっていると、上の写真右側のドラム缶脇へと歩いて消えていってしまいました・・・。
消えていった方向に行くと、こんな感じの穴が・・・!!
今となっては、その焦げ茶色のモフモフの物体が何やったんかは定かではないですが、志摩地区には空海・弘法大師伝説というのがあり、その中からこんな御座爪切不動尊の昔話を思い出したので、少しだけ・・・。
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むかしむかし、1人の僧侶が志摩の地方を巡錫(じゅんしゃく)され越賀村までお辿り着きになられた際に、とある富家に宿を貸してくれるようにとお頼みになられましたが、見すぼらしい旅僧の姿を見て聞入れてくれませんでした。
御座爪切不動尊の霊符堂裏には、滝へと続く小さい川と山が広がっているんですが、その山には竹林の区画があります。
※昨年末大晦日の竹灯籠イベントは、この竹林の竹を伐り竹筒を作り、その竹筒の中にロウソクを入れて、開催しました。
で、そろそろ筍(タケノコ)の時期なのではと思い、霊符堂裏の山に入ると、あちこちに筍が顔を出していました。
写真がピンボケですね・・・、ごめんなさい・・・。