おそらくはるか昔から、御座爪切不動尊にて念仏講(ねんぶつこう)なるものが受け継がれていたんですが、もろもろの事情が重なりここしばらくは途絶えていました。
ところが、この数か月の間に、有志の方々が集まり、新たな念仏講の取り組みが始まりました。
というわけで、早速、16日となる本日10月16日(木)、念仏講の取材へと行ってきました。
無料駐車場から薬師堂・土俵跡への階段を下る頃から、念仏講の鐘の音が心地良く聞こえてきます。
念仏講が開催されている籠り堂(管理棟内)への階段に差し掛かると念仏も聞こえてきます。
管理棟に入り、籠り堂へと目をやると、念仏講に参加されている方々のお経を読まれている姿が目に入ります。
以前に、念仏講を経験されていた方を中心に、初参加や初心者の方も経典を目で追いながら、そして抑揚をつけながら一生懸命読まれています。
お経とひとえに言っても、何種類ものお経や和讃を読まれているようです。
念仏講の方々は、今後も継続していけるように、新たな取り組みを色々と模索されているようで、今後が楽しみです。
興味のある方々が気軽に参加できるような念仏講になれば良いなと思います。
本堂前の空気も、滝の音に合わさる念仏講からの念仏や鐘の音の影響か、いつもと雰囲気が違います。
大師堂から、念仏講が開催されている籠り堂を見た写真です。
というわけで、毎月16日13時(午後1時)頃から2時間程、念仏講が開催されていますので、ぜひいつもと異なる御座爪切不動尊を感じに来てください。
尚、他村の方々でも、御座爪切不動尊の念仏講に興味を持たれる方がおられれば、気軽にご相談ください。